箱罠のセット時の微調整

箱罠の扉の高さの微調整

あえて箱罠の蹴り糸をセットしない場合や、扉?シャッター?を落としたくない場合につっかえ棒などで扉部分を固定している場合があります。
そしていざ捕獲しようとしてセットすると扉が10cmほど下がってしまいイノシシが寄り付かなくなった…
ということが数回あったので対処策としてワイヤークリップで扉につながっているワイヤーの長さを調整します。

ホームセンターで100円弱で売っているワイヤークリップ
扉が極端に下がらない長さで折り返して新たに輪を作りワイヤークリップで固定
セット完了。扉が高い状態です。

檻に入る条件が様々なのでこうしておけば必ず入るというものはありませんが、扉の高さをある程度あげておくことで中に入ってきやすい傾向がある気がします。
前年は豚コレラで頭数が極端に減っていたため捕獲自体あまりできませんでしたが、今年(2021年)は徐々に増えてきているので捕獲を進めています。
昨日はこの方法でセット後に檻にしばらく入ってこなくなっていた60kgほどのイノシシを捕獲できたので他の檻でもこのようにセットしています。

まぁ…ウリ坊が先に入ってきているというような状況でもない限り、檻に入ってきたらさっさと捕獲してしまうことがベストなのでしょうけど、仕事の都合や処理施設のキャパの問題で数日先伸ばしにしたい場合に使えるので参考までに。

追記

というわけで罠の見回りにいってみたら見事にイノシシが入っていました。

獲れる前提でかけていますが獲れていたら何頭とっても嬉しいものですね。
こんな事しなくても獲れる時は獲れるし、獲れない時はそもそも檻の中に入ってこないので猪の警戒心は個体差が激しいと思いますが、やれることをやって捕獲につなげています。
微妙な違いが決定的な結果を生むと信じて。

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